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悪いねよりいいね

初めてのWorld War 3講座

うわぁついに第3次大戦勃発しちまった。仕事なんかしちゃいらんねぇ。武器を取れ市民たち。だがまずは訓練を受けないとな。史上最大の大戦(対戦)を攻略して、無垢な新兵どもにヘルストームの雨を落としまくろう

WW3について

もしかしたら、まだゲームを持ってなくて興味がある人もいるかもしれないので紹介します。巷で紹介されてる内容は省略します。PCのプラットフォームSteamで好評発売中。PS4とかに出すかは今後の売り上げ次第のようです

store.steampowered.com

WW3はハードコアなゲームとも言われますが、ミニマップ表示が常時なくFF(味方への誤射)があるからというぐらいです。Battlefieldと比べると、歩兵へのスポットがドローンやタンクに限定されていることも関係します。私が言いたいのは、だがそれ程難しいゲームではないということです。ミリタリーに興味があってこのゲームを見つけた、でもシューターゲームなんてやったことねぇって人でも大丈夫だと思います。銃のリコイル(反動)がそれなりにありますが、エイム(照準を正しく敵に向ける能力)は慣れれば誰でも身に付きます。平跳びや交差跳びができれば合格です。綾跳びやハヤブサをできる必要はありません。私は生涯、平跳びしかできませんでした

シューターの部分だけがこのゲームの醍醐味ではありません。WW3は、近未来に起こりうる大規模戦争を仮定としていますが、一方で登場するガジェットは現代に実在するものばかりです。ただのSFとも言えないリアルさが面白いところです。広大なマップで互いにUAVや砲撃の座標を指示し情報戦も繰り広げるゲームは、今のところこれしかないでしょう。WW3のタクティカルな面が一部のサバゲーマーにも受けているのは、興味深いことだと思います

また、コスチュームへのこだわりも忘れていません。様々な国の実在するヘルメットやアーマーを身に着けて戦場に出向くことができ、腕章に好きな国旗やエンブレムを入れて、襟元にGOOD PERSON(私はいい人です)やBALL OF STEEL(鋼の心)のようなTシャツ染みた一文も加えることができます。無料FPSで見られるようなミリタリーの枠を外れた外見はないですが、それが一貫した世界観になって楽しめるようになっています。武器やビークルのカスタムも豊富です。プレイヤーの個性がかなり反映されるようになっていると言えるでしょう

Warzoneのルール

当初Reconというゲームモードも実装される予定だったようですが、開発が遅れているのか、今のところこのルールしかありません

Warzoneは、占拠している拠点の数を競うモードです。拠点は出撃地点にもなっています。具体的に見ていきましょう

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ABCDにそれぞれ2つずつで計8つの拠点が確認できます。黄色の枠が拠点の範囲を示しています。青は味方、赤は敵が確保している拠点です

D1-D2の間に長い線が見えますか。よく見るとABCにもこの線が付いています。これは結ばれた2つの拠点を確保するのが目標であることを示しています。線で結ばれた2つの拠点を確保し続けることで、味方チームにポイントが貯まっていきます。このポイントが一定値に先に達したチームが勝利します。もしくは時間切れの時にポイントの多いチームが勝利します。味方はAとDが確保できています。相手はBを確保していますが、C2がまだ占拠状態なので、Cの分のポイントを獲得できません。なので、今は味方が優勢です

次に、今我々が出撃できる拠点を確認しましょう。色の濃いAとDは全て出撃可能です。また、黄色の星は自分の分隊長で、その真後ろからも出撃できます。分隊長の生存はチームにとってとても重要です。C2はどうでしょうか。これは赤いゲージからも分かるように、敵が占拠中なので出撃することはできません。出撃できないことを示すために少し青色が薄まっています。仮に味方チームがC2にいても、C2に敵が入っているだけで、出撃は不可能になります。そういえば、マップ端に何も書かれていない青い四角が2つありますね。これはベースと言って、ここからも出撃することができます

Warzoneのルール、理解できたでしょうか

Warzoneの基本戦略

先ほどの画像を例として考えていきます

過半数の拠点の確保

現在味方が優勢ではあるのですが、C2が間もなく確保されるため、情勢はすぐに均衡となります。なので、どこかに攻め込む必要があるでしょう。

味方の配置からすると、ABDの確保が最短の目標となります。敵がADに攻め込むことも考えられるので、その時は防衛もする必要があります

拠点の線を切り離す

この画像だと分かりづらいのですが、B1B2はショッピングモールのような場所になっていて、なかなか落とすことは難しいです。B1に1人味方がいますが、分隊長ではないので十分な味方を確保できず、すぐに殺されてしまうでしょう

そこで考えられるのが、Cに攻め込むということです。実際、C2寄りに味方が展開しようとしているのが分かると思います。しかし、C2が占拠中であることを考えると、ここの戦力は未知数です。最適なのは、恐らくC1に行くこと。C1を確保できれば、敵はCの分のポイントを獲得できないので、AD vs Bの状態に持ち込めます。つまり優勢です。さらに、C1から味方が出撃できるようになって、敵はC2の防衛もしなければならなくなります。Bから敵を追い出せるかもしれません

拠点を同時に取る

<C1を取るのが最適解だぁ?結局C2から向かってくるかもしれねぇだろ。なら両方とも攻めりゃいいんだ。どうせBに敵が大量に籠って「うっはww大量キルおいしいwww」とかやってるに違いねぇ。俺たちは強気にC全てを確保すんだよ!>

これも正しい戦略です。両方の拠点に同時に侵入するメリットとして、敵が近くの拠点から支援にいけなくなるというものがあります。通常は今のBのようにB1に対してB2から支援を出すことができます。しかし、もしC1とC2に同時に攻め込まれたら、Cへの援軍は最短で敵のベース(赤い何も書いてない四角)からしか出せないのです

それともう1つ。攻めは少数でも多数に勝てます。このゲームはあくまでシュミレーションであり、実際の軍隊の規模で対戦していません。多数相手と言っても1 vs 3, 2 vs 4程度がゲーム内でよくある交戦です。ランボー並みの能力を発揮しなくても、我々凡人で十分勝てます。C2の戦力が未知数と言っても、この分隊長の言うように実際はBばかりに敵がいるということもありえます。戦力を分散してC1とC2を同時に奪取しようとするのも、粋な計画です

実は、フレンドがいないと、やりづらい戦略ではあります

ガジェット

別記事で紹介。映像なども入れようと思ったのですが、とりあえず簡易なものを用意しました thumbsupper.hatenablog.com

戦術プラン

ある程度ゲームを進めるとBattle Points(BP)というのが貯まっていきます。これは画面下に常に表示されています

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6789というのは対応する数字キーの表示で、これらを押すとその戦術装備を使うことができます。9のT-72(戦車)の横にあるLIMITという文字は、チームでの装備使用数の上限に達していることを示しています。UAVにしろ装甲車両にしろチームで出せる数が決まっているのです

戦術装備の変更は、試合前のカスタム画面から行うことができます。試合に入ってしまうと変更できないので注意してください。最初はBPの少ないもので固めると使いやすいでしょう。このゲームのいいところでもありますが、必ずしもBPの高いものが強い・使いやすいわけではありません。それらが戦術として上手く活用できるものなのか吟味して使って初めて効果が現れます。装甲車をすぐ壊されて大きなコストの損失をするより、地道にUAVを使った方が戦果を上げれることもあるということです

この項では簡単に戦術装備の紹介をしていきます。装甲車両は説明が長くなるので、いずれ別の機会に紹介しようと思います(6000文字以上書いて疲弊した)

UAV

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UAVは、Unmanned Aerial Vehicleの略で、「無人航空機」と訳されます。無人で偵察や破壊活動ができる利点は、誰もが分かるでしょう。既に有効に利用されてきた実績があり、現在は主に中東圏で米軍が使用しています。UAVを扱った映画としては Eye in the Sky(邦題『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』)が有名で面白いので、興味があれば見てみてください

本来はミサイルを積んだようなものもUAVに含まれるのですが、Call of Dutyと同じように偵察やジャミング(電波妨害)に限定した分類になっています。なので、WW3のUAVは無人偵察/ジャミング機のことなんだなと覚えておいてください

WW3のUAVは破壊されることがありません。安心して敵の頭上に座標指定しましょう

RADARのFLYING EYEは、マップで指定した場所を中心として偵察し、範囲内の敵をマップ上に表示します。効果時間中は、ミニマップが全ての味方の画面左上に表示されるようになります。UAVの使用は敵に通知されます。>となっているボタンを押すと、FLYING EYEではなく、BARRACUDAOTVという別のRADARを使用することもできます(他の戦術装備も>で色々選べます)。しかし、これらはコストが上がったり使用時間が短かったりと初心者には使いづらい印象なので、まずはFLYING EYEを使ってみてください。これから攻め込む場所や、前線が出来上がっているような場所に要請すると、自分や味方が動きやすくなるでしょう

JAMのREAPERは、マップで指定した場所を中心として妨害電波を発し、バトルポイントで使える戦術装備を範囲内の敵が使用できなくします(多分味方は自分たちのジャマーの影響を受けない)。もちろん、ミニUAVなどのガジェットドローンも使用不能になります。自分がジャミングの影響下にある時は、画面下にENEMY JAMMINGの表示が出て、常にノイズ音声が聞こえるようになります。使い方としては、敵のUAV使用通知を受け取った後に展開するカウンターUAVとしての使い方が1つ。もう1つは、敵が溜まっている場所にとりあえず要請して、ドローンの展開や爆撃の要請をできなくするというのが考えられます。FLYING EYEと同時に展開するのもありです。

UAVは最も低コストかつ重要な戦術装備なので、積極的に使ってください。他の高BP装備を使いたいがためにBPを温存してUAVの展開を疎かにすると、取り返しがつかないほどチームが不利になっていくことがあります

LONG RANGE SUPPORT

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航空機や砲撃による強力な爆撃を要請できます。AIRSTRIKEは、1試合に1回出せるか出せないかみたいなところがあるので紹介しません。私がヘルファイアを1回落としたことがあるぐらいで、それ以降使ってないからというのもあります。砲撃要請をしたことは敵に通知されます。ちょっとした屋根があるだけで防がれることもあり当てるのは難しいですが、あまりもったいぶらず潔く使った方が案外キルが取れたりします。FLYING EYEや各種ドローンと併用して敵の位置を把握してからだと、格段に成功率が上がります

ARTILLERYは、指定した座標に対して円周状に爆撃を行います。BOMBINGよりも、要請から着弾までが早く、砲撃が継続的に行われるという特徴があります。>で選べるものにはHIGH EXPLOSIVE、ANTI-ARMER、SHARPNELがあります。それぞれ対歩兵/軽装甲車両・対装甲車両・対歩兵に有効と説明ではなっています。コストや爆撃範囲は変わらないのでお好みで決めるといいでしょう。使い方としては、開けた拠点に敵が攻め込んできたときにとりあえず撃ち込んだり、敵が溜まっている場所に撃ち込んだりするのがいいでしょう

BOMBINGは、線状に指定した座標にステルス機による絨毯爆撃を1回行います。左クリックをホールドしながらマウスを動かすと線の向きを変えることができます。クリックを離すと要請が受諾されます。ARTILLERYよりも当てるのが難しいですが、恐らくダメージはかなり高いです。>で選べるのはWCMD JDAM JSAWとなっていますが、説明を見る限り、どれも威力は同じで範囲が異なるようです。色々書いておいてひどい話なのですが、まだJDAMを1回使ったのみで細かくは知りません。使い方としては、固定で拠点から動かない戦車や歩兵に撃ったり、爆撃が一瞬で済むのを利用して攻め込む直前の清掃をしてもらうように撃ったりするといいでしょう。実際攻め込む前に撃つ人をよく見るのですが、爆撃を合図にみんな安心して拠点に突入していくので、なかなか楽しいです

DRONES

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攻撃能力を有する愛らしい動物(ペット)

COMBATはタレット(戦車やIFVのように機銃、キャノン、グレラン等々どれか1種類を搭載できる。>からカスタム画面に移行して変更可能)やEquipment1つ(医療キット、弾薬ボックス、索敵レーダー等。>からカスタム画面に移行して変更可能)を搭載した無人走行ドローンです。ミニ装甲車とでも言うべき見た目と大きさですが、銃撃でダメージを受けるほど脆いです。これよりもコストの低いノーカスタムのIFVでも出した方がいいのではないかという意見もあるでしょうが、入り口の狭い室内に入って歩兵と行動できるという大きな利点があります。また、装甲車と違い、投下指定場所が室外なら自由なので、即戦力として投入できます。敵の戦車の後ろに落として奇襲という嫌らしい戦い方もできます(むしろこれが主流かもしれない)。>で選べる車両の種類にはLEVIATHANとBATTLE ROBOTがありますが、コストが同じなので、恐らく同一性能だと思われます。見た目のかわいさで選びましょうb

CUASは自爆機能の付いた無人操作ドローンです。上空から偵察しつつ、必要に応じて有利な位置にいる敵を排除できます。爆弾の種類はWARHEADから選ぶことができ、対戦車爆弾(HEAT)を搭載できるので、使い捨てで対人だけでなく装甲車への攻撃手段としてのみ運用することも可能です。あまりに便利で、この子とUAVしか使わず試合を終えることも多いです。>で選べる種類はQUADROCOPTERとLOITERING AMMOがあります。QUADROCOPTERは羽音(ほんとにブーンというような音がする)が大きく上空を飛んでいても気づかれることが多いです。自爆のために近づいても気づかれて銃撃で破壊されることもあります。コストも静音性能も高いLOITERINGとどちらを選ぶかはあなた次第です

youtu.be

装甲車への対処

別記事に書きました
thumbsupper.hatenablog.com

最後に

頭と股間が弱点とかまだ書くべきことがありますが、ちょっと疲れたので、追加は後から書き足していきます。とりあえず気になってた人が買うであろう休日に仕上げたかったので、一旦ここで公開します。Warzoneの基本やUAVの重要性が一番言いたかったんです

後、書いてなかったんですが、分隊長湧きができないバグがあるのですが、分隊に入り直せば湧き直せるようになります。頻発するので、これは覚えておいてください

分からないことや質問、追加して欲しい内容があれば、ぜひぜひコメント欄やtwitterまでどうぞ。答え(応え)れる範囲で頑張ります。久々の良作にありつけた気持ちです