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悪いねよりいいね

Escape from Tarkovの始め方 2022

この記事は、EFT(Escape from Tarkov)をこれから始めるプレイヤーに向けて、最低限の流れと知識を教えることを目的としています。

以前に同様の記事を書きましたが、あれから多くの追加要素があり、古い情報を混在させすぎたため、加筆修正をして改めて掲載することにしました。基本的な部分は変わっていません。

アーリーアクセスのゲームであるため、頻繁な更新で情報が古くなることがあります。執筆時のパッチは0.12.12です。

質問や感想はコメントやtwitterにご自由にどうぞ。

もっと他にも知りたい方は、こちらの記事も併せて御覧になってください(0.12.12に合わせて整備中)。 thumbsupper.hatenablog.com

日本語にする

最初は英語表示になっているかもしれないので、日本語に切り替えます。


画面右下の歯車マークを押す


GAMEタブからInterface languageを確認する


Interface Languageから日本語を選ぶ

ここから先、英語設定で解説をしている部分もありますが、日本語設定のままで問題ありません。

地図を開いておく

初見でこれなしでは出口に辿り着けません。これから行くマップの地図をブラウザなりスマホなりに開いておきましょう。

まず下のリンクに行きます。画像から行きたいマップをクリックすると、マップの説明ページに飛びます。説明ページの下の方に、有志の作った地図が貼ってあります。EXIT、EXFIL、EXTRACTなどと書かれている場所が出口です。棒人間出口マークのみで示されていることもあります。好きな地図を使いましょう。

Map of Tarkov - The Official Escape from Tarkov Wiki

地図には出口以外にも有用な情報が含まれています。といっても分からないと思うので、最初のうちは出口の分かりやすい地図を用いましょう。

なお、ゲーム内で販売しているマップは、あまりに情報がないので役に立ちません。

SCAVをやる

SCAVは4人まででグループを組んで遊べるモードです。装備はランダムで支給してもらえます。もらいものなので死んでも損をしません。

(フレンドのなり方)


画面右下のMESSENGERを開く


開いた画面からFRIENDSを押す


検索欄からフレンドの名前を検索し、適切な候補をクリックして、SEND FRIEND REQUESTする


相手にPending requestsが届くので、これをクリックしてACCEPT FRIEND REQUESTしてもらう

始め方

ESCAPE FROM TARKOVを選ぶ

SCAVを選んでNEXT。これから出撃する自分の格好が映っている

好きなマップと時間帯を選んでNEXT。0.11パッチで登場した新マップTHE LABはSCAVでプレイすることができません

NEXT

READYを押すと始まる。グループはここで誘えるので、フレンドにはこの画面まで来てもらう。フレンドは上の方に優先表示される。フレンドの名前を右クリックしてINVITE IN GROUPする。以後は、グループのリーダーのみがREADYできるようになる

NPC

NPCには駐留地点や巡回ルートがあるので、いる場所が決まっています。SCAVモードでは、NPCは基本的に友好関係です。共闘もできます。ロシア語(例>オッパチキー)を積極的に喋るのは彼らだけです。声が聞こえたら、気軽に会いに行きましょう。彼らの居場所が、重要な拠点や出口の場合が多いです。アイテムを漁っている間の見張りも兼ねてくれます。

SCAVボスとその護衛には近寄らないでください。現在、The LabとLighthouse以外のマップであれば、確率で出現します。Reserveに出現するSCAVレイダー、Lighthouseに出現するローグも、同様に危険です。しかし、この二勢力に関しては明らかにミリタリーな恰好をしているので容易に判別可能です。

NPCに攻撃する(銃口を向けたりエイムしたりするのは大丈夫です)と、周辺のNPCと敵対関係になります。まちがって撃ってしまっても、絶対に殺さないで逃げてください!さいきん実装されたカルマが下がり、以降のゲームプレイに支障が出ることがあります。一回殺してしまったぐらいなら気に病むほどではないですが、味方を撃たずに脱出したり味方を守る行動をしたりすることで、カルマを上げ、以降のゲームを有利に進められるようになっていきます。

Shorelineの変電所を巡回するNPC SCAV。上こそ着込んでいるが、下はGパンというラフな格好になっていて、服装でも判断がつくようになっている


公式トレーラーに登場するCustomsのボスと護衛。マップごとに異なるボスが存在する

出撃

それで、まず出撃したら、右上に書いてある脱出地点を確認します。2-4箇所が指定されています。地図を見つつ、この地点を目指しましょう。しばらくすると表示が消えてしまうので、また確認したい時は、"O"を2回押します。地図でも位置が分からない場合は、YouTubeで「(出口名) tarkov」のように入れて動画を探しましょう。

グループで出撃している場合でも、各々の脱出地点は多少異なるので注意してください。何かしら1つは共通の脱出地点があります。

注意したいのが、??:??:??となっている脱出地点です。これらには、脱出タイミングが存在します。脱出用の乗り物が来ていなかったりフレアが焚かれていなかったりするようなタイミングでは脱出できません。そして、乗り物系の脱出地点は1人から数人までしか受け付けないようなので、??の地点は、全員で脱出したいグループなら、避けた方が無難かもしれません。また、鍵が必要な脱出地点も存在しますが、他の人が開けていた場合、自分も利用できます。

Shorelineの脱出地点の1つであるPier Boat。特殊な脱出地点の一つで、出口に行くまで脱出できるかはわからない

このゲームにはグループのメンバーを識別するHUD(頭が青く光ったり誤射を通知したりするなどの機能)は一切存在しません。フレンドリーファイア(味方同士の攻撃でもダメージを受ける)もありえるため、出撃地点で互いの格好を確認しておきましょう。

水分

脱出までの時間は長く設定されていますが、あまり長居をすると、キャラの水分がなくなってきてしまいます。水分がなくなると、体力が徐々に削れ、昏倒したような状態になっていき、最終的に死に至ります。

TABキーでインベントリを開くと、左下に水のマークがあり、これが現在の水分を表しています。

水分は飲料があれば補充できるので、飲み物があれば、長く探索を続けられます。しかし、食料の方は、水分を失うことが多いので注意してください。


黄色の枠で囲った部分の水のマークが水分を表す。その右がエネルギーを示している

エネルギー

パッチ0.12まではほとんど減ることのなかったエネルギーですが、ついに1レイド中でも水分と同じくらい大幅にダウンしていくようになりました。エネルギーが切れると、水分がなくなったときと同じような状態になっていきます。スタミナも回復しなくなります。

エネルギーは食べ物があれば補充することができます。しつこいようですが、多くの食料が水分を失うため注意してください。


パイナップルジュースのようにHYDRATION(水分)とENERGY(エネルギー)を同時に回復できる飲み物もある。ウォッカウイスキーのような、水分を犠牲にバフとデバフを得る、粋なアイテムも実装されている

治療

始めのうちは銃声と反対の方向に行く等して交戦を避けるべきですが、偶然プレイヤーと会って倒すも負傷してしまったということもあるでしょう。

負傷したら、その辺でよく拾えるものとしては、Bandage(包帯。通称:板東英二)やEsmarch(止血帯。エスマルヒという人名が由来)が使えます。持っていたら、安全を確保して、すぐ使ってください。部位が出血で使えなくなるのを防ぎます


出血している場合は、画面左上にこのようなステータスが表示される。異常がなければ、BandageやEsmarchを使おうとしても何もしないので安心して欲しい

また、眩暈がしたり普通に歩けなかったりする状態になることがあります。これらはPainkiller(鎮痛剤。ペインキラー)を使うことで一時的に正常化できます。鎮痛剤を所持していない場合は、諦めてください( ノД`)

次に自分の体の状態を見てみます。TABキーでインベントリを開いたら、左上からHEALTHタブを選ぶと見ることができます。HEADやTHORAX(胸)が0になっていたら死にかけもいいとこなので、すぐに脱出を目指してください。STOMACH(腹)が0の場合も危険で、水分が急速に失われていきます。水分を補給したり最寄りの地点から速やかに脱出したりしましょう。LEG(脚)が0ならまともに動けません。致命傷でこそないですが、やはり脱出を目指すべきでしょう。絆創膏のようなXマークがあったら、それはFlesh Wound(生傷)で、包帯の治療が成功した状態です。2分間安静にしていれば完全に治ります。

最後に(体見る前にやっていいと思いますが)体力の回復です。その辺で取れるものとしてはAI-2 medikitが100まで体力を回復してくれます。AI-2は、カロリーメイトみたいな見た目ですが、回復アイテムなので間違えないでください。他にもCarやSalewaがたまに拾えます。これらは回復量も多い上に、Bandageのような止血効果もあるので便利です。Salewaはクエストで使うので、最初のうちは持ち帰っておきましょう。

胸の体力1だけで生き残った例。左足は止血中なので、手持ちの鎮痛剤(Painkiller,Morphine)を飲み、走らずに普通に動けば、なんとか脱出できるだろう。HEADに出ている座禅のような表示は、鎮痛効果が適用中であることを示している。これだけボロボロで体温が平熱とは、やはりロシア製の超人は一味違う

細かな回復については、これらのツイートが参考になる。ホットキーとは、設定したキーを押したときにアイテムを使用するボタンのこと。タルコフでは、リグやポケットに入れたアイテムを4から9の数字キーで割り当てできる。詳しくは、記事末尾の最初の動画の8.ショートカットの登録を参照

アイテム

これだけ分かっていれば、後は好きにやって覚えていけると思います。アイテムは、棚の上、コートの中、車の開閉可能トランク(レアなのは少ない)、レジ(お金)、金庫(お金や高級品)、収納棚(鍵や雑貨)、PC(パーツ)、それっぽいバックや箱(いくつか種類がある)などにありますが、これも見て覚えていきましょう。

見事脱出できれば、服装も含めたすべてのアイテムを倉庫(Stash)に移すことができます。

初期支給品だけでもそれなりに価値があるので、初めはとにかく脱出を目指すというのもいいと思います。


さまざまな場所で見かけるスポーツバッグ。いろいろなものが入っている


武器箱。武器やアタッチメントがよく入っている。ときどきアーマーやヘルメットなども出現する

4段それぞれを漁れるキャビネット。鍵や雑貨がよく入っている

死体を探る

死体も重要なアイテム源です。死体にカーソルを合わせてFキーでサーチします。


初めて漁る死体の例

初めて漁る死体のリグ・ポケット・バックパックの中身は分かりません。UNSEARCHED(未調査)となっている黒い射線部分をクリックすることで、中身を探してくれます。

死体に限らずアイテムを探すときはわずかながら音を発するため、敵が近いと、この音が聞こえてしまいます。周りの安全を確認してから行いましょう。

TIPS

  • SCAVとPMCを選ぶ画面やロード中の画面の時点で、自分の格好を確認できる
  • NPCにはグループという認識がないので、グループの誰かが攻撃した場合、その攻撃者のみを敵対とみなす
  • 出撃時の支給品に医療品が入っていることがある。グループメンバーが負傷したら、分けてあげるとよい。物を分けるには、アイテムを右クリックしてDiscardもしくはアイテムにカーソルを合わせてDeleteキーを押す。地面に落とすとバグで地面を貫通することがあるので、物体の上に落としたりバックパックの中に入れて渡したりするといい
  • SCAVはScavenger(スカベンジャー:直訳で漁る者)の略とされており、このモードでは、PMCとは違って、そういう名前の勢力に参加していると考えてよい。自分と同じように他の見ず知らずのプレイヤーもSCAVとして参加している。絶対に殺してはいけない。しかし、攻撃されて被弾した場合は反撃してよい。このときペナルティは課せられない。まれに誤射で謝る素振りを見せるプレイヤーもいるため、寛大な心で許してあげるとよい。詫びを差し出してくれることもある。
  • SCAVモードにはクールタイムがあり、続けてプレイはできない

アイテムを売る

帰還後はアイテムを保管することになりますが、いらないものは売ってしまいましょう。商人によって買い取り価格が違います。買ってくれない商品も異なります。

まずはタルコフの起動後に出てきた画面からTRADINGを開きましょう(その画面にいない場合はEscキーで戻っていけば辿り着くはずです)

Praporは、武器関係のものを買ってくれます。武器以外でも買ってくれるものはまぁまぁあるので、色々売りやすいです。一部のグレネードをFence以外で唯一買ってくれます。

Therapistは、医療品や雑貨を高く買ってくれます。

Fenceは、何でも扱いますが、安く買いたたいてきます。耐久度の低い武器は彼(※性別や素性不明)しか買い取ってくれません。

Skierは、売りつける意味は薄いですが、後述の商人との友好度の関係で無視できない存在です。

Peacekeeperは、ドルでしか買ってくれません。彼が扱うドル売りのものを買うのに使えます。ルーブル換算すると高く買ってくれているものが実は多いです。ルーブルが十分ある状態なら、Peacekeeperに売るのもありです。

Mechanicは、武器関係のものを高く買ってくれます。武器関係はだいたい彼に売っておけばいいです。

Ragmanは、衣類、アクセサリー、バックパックを高く買ってくれます。

Jeagerは、ナイフをFence以外で唯一買ってくれる印象です。他はPraporと同じように安いです。

初めのうちはTherapist→Ragman→Mechanic→Prapor→Jeager→Fenceの順で売っていけばいいと思います

物を売るには、商人のページからSELLを押し、売りたい商品を真ん中の枠にドラッグアンドドロップもしくはCtrlキーを押しながらクリックして移動する。最後にDEAL!を押すと売買が完了する

0.11パッチから実装されたフリーマーケット(Flea Market)で、さらに高く売れるものも存在します。それらは、後述のタスクで使う品だったり、barter item(交換品)であったりもします。初めて見るアイテムは必ず英語のwikiで調べてから売るといいでしょう。


対象を右クリックしてFILTER BY ITEMすることで、フリマでの価格を調べることができる。しかし、フリマの解禁はレベル15からであるため、それまでは商人の売っているもののみが表示される

商人からタスクを受ける

いわゆるクエストです。タスクをこなすと、商人との友好度を上げることができます。様々な報酬ももらえるので、積極的にこなして、Tarkovの世界を楽しみましょう

商人との友好度が一定値まで上がる(以外の条件もありますが)と、レベルが更新され、新しい商品を扱ってくれるようになります。例えば、Therapistは、Aspetic bandageの上位であるArmy bandageを売ってくれるようになります。強力な品物を購入できるようになれば、今後のゲームプレイの手助けになるでしょう。

最初はPraporTherapistから受注します。

Fenceは、他の商人のタスクを相当な数完了させると出現しますが、気が遠くなるほど先の話です。

Skierは、自分のLvが5になると解禁されます。PraporとTherapistのミッションを進めているうちに出てくるでしょう。

Peacekeeperは、Skierのタスク"Friend from the West. Part2"を完了すると追加されます。

Ragmanは、自分のLvが15になると解禁されます。

Jaegerは、Mechanicのタスク"Introduction"を完了すると追加されます。

タスクの内容は初見では分からないものが多いため、日本語のwiki英語のwikiを参照して達成することを強く勧めます

受注するには、商人のページからTASKSを選んで、ミッションを選び、真ん中上のACCEPTをクリックする。ミッションの達成条件を満たすと、ACCEPTと同じ部分にCOMPLETEという文字が出てくるので、押すと完了する


提出するものを持っている場合はTURN INの文字が出てくるため、押して提出する


タスクを受けている時しか拾えない特殊なアイテムは、特別なインベントリに保存されている。このアイテムは、CHARACTER(インベントリ)の画面から、商人のページと同じ位置にあるTASKSに進むと右側で確認できる。対象のアイテムを選び、TRANSFERすることで、倉庫内に保存できる。フレンドとタスクと関係ないマップで遊ぶときなどに役立つ


タスクをCOMPLETEしたら商人からメッセージが届く(届かない場合はタルコフを再起動すればほぼ届く)。ここでGETもしくはRECIEVE ALLを押すことで報酬を受け取ることができる。RECIEVE ALLを押せば今までの報酬を一括で受け取ることができる。後述の保険の返還品やフリーマーケットの収入も同様に受け取る

PMCをやる

PMCは5人まででグループを組んで遊べるモードです。自分が選んだ装備で出撃できますが、死亡すればすべてを失います。


SCAVを選んだ時と同じように、今度はPMCを選んで出撃する

持ち物

遠足には持ち物が欠かせません。このしおりを見て、忘れないようにしましょう!おやつは喉が渇くので禁止です。

好きなもの。武器箱から出た新品の武器を使うか、商人から買いましょう。SCAVで支給された銃やNPC SCAVの持っていた銃は不良品だからです。ただし、マガジンや弾は劣化しないので流用可能です。

進んだ話になりますが、SGはガチ装備のプレイヤーには何発か当てる必要があるでしょう。アーマーの付いていない部分(種類によって異なりますが、確実なのは脚です)へ命中させるといいです。バイザーのないヘルメットであれば、ヘッドショットも有効になります

弾薬

好きなもの。なければお店で購入しましょう。


武器の左下(倉庫内)もしくは右上(装備中)に使用弾薬が書かれている


武器を右クリックしてLINKED SEARCHし、左に出てきたAmmoから辿っていくことで、全ての使用可能弾薬を一覧表示できる。そのままフリーマーケットから購入も可能。フリマには商人の販売物も並ぶ。基本的には商人から購入するのが一番安いが、様々な事情から、プレイヤーからの購入も必要になるだろう

ヘッドセット

安いのでもいいのでとりあえずつけましょう。商人から購入することができます。環境音を低減し、特定の周波数の音量を上げます。ざっくり言えば、足音が聞きやすくなります。回復や漁り中の安全を確保しやすくなるため、PMCなら必須の装備です。

ヘッドセットには種類があり、性質も違うため、どのヘッドセットを使うかはたびたび議論になります。たとえば一番安いGSSh-01は、もっとも足音を拾ってくれますが、もっとも煩わしいです。M32、Comtac2、Sordin、Tactical Sportといったヘッドセットを買えるようになったら、自分で聞き比べて最良のものを選びましょう。


Praporから購入できる最も安価なヘッドセットGSSh-01

タクティカルリグ

マガジンやグレネードをしまう作業服といったところです。遠足に作業感が出ますが仕方ありません。SCAVで拾ってきたものを使うといいでしょう。


SCAV Vest。タスクなどで使うためあまり使うのは勧めない


Mrig。気軽に使ってよいリグの例

バックパック

ゲーム購入の特典でMBSSが倉庫に入っていると思います。当分はこれがおすすめです。カラーが選べないのは残念ですね。敵を倒せば現地調達もできますが、殺伐とした遠足になることが予想されます。

Pilgrimという紫色の大型旅行者バッグ(登山バックっぽいですが)を持っている人もいるので、遠足好きなら奪うこと間違いなしです。持ち帰ったら記念に保管しましょうね。


MBSS


Pilgrim

飲み物

探索中心であれば、バッグによく飲みかけのリンゴジュースとか入っているので、なくてもいいかもしれません。でも間接は嫌だし遠足では欠かしたくない気もする。


バックに入っている飲み物

回復と止血

はじめのうちはTherapistからAI-2とBandageとEsmarchを買います。Therapistのタスクを進めればCARを売ってくれるので、それまでこの3つでしのぎましょう。

鎮痛剤

くれへんか。はじめのうちはAnalgin Painkillerが2本(計8錠)あると、辛い痛みに効いてきます。

脚を壊されると普通に動けなくなります。これを飲むと一時的に普通に動けるようになります。ただし、走ったりジャンプしたりすると少しダメージを食らいます。最初はSCAVのショットガンで脚を壊されることが多いので、必ず持っていきましょう。体がボロボロでも、帰れれば遠足です。


1本に4錠入っている

鎮痛剤は激しく喉が渇くため、飲み物が必要になることがあります。

スプリント(Splint)

骨折した時に巻き付けて固定するあれです。「ギプス」とも言いますね。こっちはドイツ語やオランダ語の由来らしいです。日本語だと「添え木」は木製や棒状のもののイメージがあるので、「固定装具」という訳を見ましたが、これが適切かと思います。ダサいので私はスプリントと普通に言っています。ちなみにタルコフの日本語翻訳でも「スプリント」となっています。

閑話休題。11.7パッチからでしょうか。被弾による骨折の確率がかなり高くなりました。1つは持って行った方がいいでしょう。タルコフ人は屈強なので、使用すると、骨折をなかったことにできます。骨折中は眩暈も発生するので、早めに治療もしくは鎮痛剤で乗り切って脱出しましょう。

注射

過酷な環境への遠足では、危ない注射があると便利なこともあります。2秒で撃てて気持ちいいですね?けれども、ヤバイ代物なので、お店の人もほとんど扱ってくれないようです・・。お高いのでお試し気分で使うのはおすすめしませんよ?

まじめな話、最初の内は買えないですし、わざわざ持っていかなくていいです。フリーマーケットが解放されてから使っていきましょう。

たくさんあるのでここでは紹介しきれません。比較的拾って使うであろうものを紹介しておきます。


Morphine。モルヒネ。タルコフでもっとも見かける注射器。Analgin鎮痛剤1錠の効果が80秒に対し、こちらは300秒も持続する。エネルギーを消費するものの、水分の低下量が少ないのもポイント


Propital。プロピタル。鎮痛効果に加え、生存スキルを底上げし、体力を自動回復する。副作用として270秒後に手の震えと視野狭窄に襲われる


Adrenaline。アドレナリン。効果時間は全体的に短いながらも、戦闘に強くなる各種ステータス(ただしストレス耐性はデバフ)が付与される。副作用が50秒後に発生し、30秒間かけて、水が30エネルギーが24消費していくが、水や食料を持っていればまったく問題ない

手術キット

もうこれ遠足じゃねぇな。使用すると壊死した体の部位を復活できますが、最初の内はあまり入手できません。いちおう紹介だけ。


CMS。5回まで治せる。2マスでコンパクト。商人Jeagerを開放するとNipper3つで交換してもらえるようになる


Surv12。15回まで治せる。3マスで大きめ。CMSより使用時間が長いけれども、骨折も治療できる

保険

PMCは、出撃前に装備品に一定額で保険(Insurance)をかけることができます。保険をかけた装備を奪われていなければ、後々返品されてきます。

フレンドが倒されたら、保険装備を隠してあげると喜ばれます。しかし、隠しに行こうとして自分がやられては意味がないので、無理な時は友達の装備をあきらめることも大切です。それで文句を言ってくるなら一緒にこのゲームをやるべきではありません。お互いに楽しくできるフレンドを見つけるべきです。おせっかいですが。

自分から捨てても保険が無効になることはありません。そのため、自分で装備を草むらなどに隠しても返品されます。自分の持ち物と取り換えてでも入手したいものがある時にも活用できます。

Preporに頼めば24-36時間(実時間)で、Therapistなら12-24時間で返ってきます。

マップTHE LABでは保険が効きません。登場するSCAVもRaidersと呼ばれる異常なまでに強力な武装を持った相手です。また、手動で解放する必要のある出口が多く存在します。このマップをPMCで初めてプレイすることはおすすめしません


出撃前に保険をかける画面。赤い枠から保険を頼む相手を選ぶ。赤い矢印のINSURE ALLを選べば全てのものに保険の選択がかかる。紫のひし形のように個別に指定もでき、リグやバックパックに指定をかけると、中身も全て選択される。武器は本体と部品に保険がかかるため、カスタムしている武器ほど保険料が高くなる。保険料は、トレーダーの販売額のおよそ10分の1になると言われていて、良心的である。オレンジの枠は既に保険がかかっていることを示している

コンテナ

POUCHの部分に装備できるアイテムです。初期のコンテナの種類は、購入したゲームのエディションにより異なります(上位ほど収納数が多い)。

コンテナの中に入っているものは、死亡しても失いません。なので、多くの人が、重要な鍵、現金、高級品等を収納します。

SCAVの場合は最初から装備していません。ほとんどありえませんが、落ちているコンテナがあったら、装備できるかもしれません。

NPC

今回は彼らは敵です。倒せるときに倒し、ときには警戒の目を抜けてスルーしましょう。しゃがみや伏せの状態だと、発見されづらくなります。敵の巡回場所では慎重に動きましょう。

夜は、フラッシュライトを向けられない限り、気づく範囲が狭いようです。さらに夜で豪雨というような場合であれば、草むらで伏せた場合、かなり近くでも発見されません。NPCを倒すのが目的であれば、プレイヤーの少ない夜を選ぶのも一つの手です。ナイトビジョンを付けたプレイヤーがいると面倒なのと、自分も見づらいですが・・。

NPCの配置は手が込んでいて、散開・密集を繰り返したり、高台や高い岩場にスナイパーを配置したりしています。高所の敵は特に目がいいので気を付けましょう。

NPCは警戒状態になると精度よく射撃してくるため、射線を切ってから回り込むのも有効です。相手は不良品の武器を使っていて、視認距離もかなり長いもののある程度は限定されているため、遠めからの射撃でも優位に立てます。攻略はさまざまあるので探してみましょう。慣れれば積極的に殺せるようになると思います。


不意に撃たれると回避行動を取ってくる


戦闘中に中指を立ててくるSCAV。ありがたく倒す

マガジンの扱い

SCAVモードで気にする必要はなかったと思いますが、PMCでは予備の弾薬を持っていく人もいます。マガジンの扱い方について知っておきましょう。

マガジンに弾を入れる

EFTでは、出撃中もマガジンに弾をこめることができます。

今回は例としてSCAVから拾ったSaiga-9のマガジンに給弾してみます。対応する弾をドラッグアンドドロップしてください。装弾可能であれば、緑色になっているはずです。

マガジン一杯になるまで弾を入れ続けますが、インベントリを閉じたり別のタブ(HEALTHやTASKSなど)を確認したりマガジンをクリックしたりすると、中断します。

弾込めは安全な場所で行いましょう。

マガジンの残弾を大まかに把握する

マガジンを右クリックしましょう。

このマガジンは残弾数が分からないので?になっています。CHECK MAGAZINEをして、マガジンの残弾量の情報を出しましょう。

右クリックを使わず、マガジンをホイールクリックすることでも、残弾チェックが可能です。

インベントリを閉じているときにAlt + Tを押すことで、装備中の武器のマガジンチェックを行います。

マガジンから弾を取り出す

マガジンを右クリックして、UNLOAD AMMOを選びます。

リグやポケットの空いてる部分に優先的に弾を取り出します。空きがない場合は、バックパックに取り出します。

UNLOAD AMMOも安全な場所で行いましょう。

弾の入れ間違えに注意する

弾には種類があります。対応する口径以外の弾がマガジンに装填されていると、発射できません。

ここでは.366 TKM弾を装弾したマガジンを、VPO-136に装填してみます。

無理やり入れようとしたので、エラーが発生しました。VPO-136は、7.62x39mm弾に対応している武器です。.366 TKM弾には対応していません。その旨がエラーメッセージにも出ています。

この時点では、エラーが出るだけで済みます。しかし、普通にRキーでリロードをした場合、マガジンは一見正常に交換されてしまいます。ところが、実際は対応していない弾が入っているので、弾が発射されません。交戦した時に弾が出ない。そんな事態は避けたいですね。

今のところこの問題が起きるのは、366TKMと7.62x39mmの弾の入れ間違えです。関係ない武器を使うときには問題になりません。

家に帰ったら

パッチ0.12からは、レイドから戻っても、各部位の体力、水分、エネルギーの状態が保存されるようになりました。一定時間で全て回復しますが、HIDEOUT(通称隠れ家)のアップグレード状況によって、時間当たりの回復量が変化します。次のレイドにすぐ向かう場合、回復、治療、食料/飲料の摂取をしておきましょう。

Find in Raid(FID)

FIDとは、レイド内で発見したアイテムの状態を言います。マップ内で発見できるアイテムやNPCの所持するアイテムには、すべてこのステータスが付与されています。プレイヤースカブの初期支給品も同様です。逆に、購入した商品やPMCの持ち込んだアイテムにはFIDが付きません。

アイテムを集めるタスクの中には、FIDを要求するものが数多く存在しています。日本語では「レイド内で見つける」という記載があります。

FIDでないアイテムは、フリーマーケットで売却できません。トレーダーに売却するか自分で使うようにします。

プレイヤーが死亡すると、コンテナ内のFIDアイテムは、FIDでなくなります。生きて帰りましょう。


敵のPMCから奪ったAKMにはFIDが付いていないが、武器箱から拾ったM1AにはFIDが付いている

TIPS

  • タスクは、PMCでしか達成できず、SCAVの時は達成できない。物品を集めるタスクの時は、SCAVで集めたものを渡しても問題ない
  • SCAVとPMCは同じサーバーでプレイしているため、中身入りのPMCと、NPCのSCAVと、中身入りのSCAVが存在する
  • PMCとして死亡したプレイヤーはドックタグを落とす。ドックタグは、身に着けていたプレイヤーのレベルによって、高く売ることができる。ドックタグを一定数回収するタスクも存在する。ドックタグには、殺されたプレイヤーの名前やレベル、死亡時間、殺した人の名前や武器等が書かれている。死んだ仲間のドックタグを集めるのも面白いだろう

SCAVとPMCをサイクルする

初めのうちはPMCでタスクをこなすことも重要なのですが、やはりお金を貯めることも重要になってきます。序盤はノーリスクで脱出だけで稼げるSCAVもプレイすると楽です。安全にマップを覚えていくこともできます。

なので、慣れるまではSCAVとPMCを交互にプレイするといいでしょう。SCAVをやっているうちにPMCの方の回復が進むという利点もあります。

TIPSにも書きましたが、SCAVは20分のクールタイムがあります。PMCで早々に死んでしまった場合は、クールタイムを待つか、もう一度PMCにトライしましょう。

Q&Aコーナー

公式twitterはどこ

フォロー推奨。メンテナンスやアップデートの告知をしています。動画もよくピックアップしているので、役に立ったり楽しめたりしますよ。

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回線トラブルへの対処

タルコフでは、サーバーが弱いのか通信経路に問題があるのか理由は不明ですが、重度のラグや接続障害が発生することがあります。SCAVがワープ移動を繰り返したり、急に敵味方の動きが止まったり、クレートやドアが開けなくなったり、脱出地点で留まる時間が0秒になったのに脱出できなかったり、様々なトラブルが発生するでしょう。

このような場合は、安全な場所に避難したうえで、タルコフのプログラムを終了(タスクマネージャーを用いるのが確実です)し、もう一度タルコフを起動しなおしてください。その後、ESCAPE FROM TARKOVを押すと、RECONNECT(再接続)というオプションが出てきます。再接続が行われ、停止中のキャラクターが殺されていなければ、ゲームに復帰できます。

Escのメニューからゲームを抜けるのはやめましょう。キャラクターがその場で死亡します。

RECONNECTできない

最近まれにあるのですが、あきらめてください。タルコフのプログラムを終了してもう一度RECONNECT(再接続)すると、下にBACKという文字があります。これを押すと、キャラクターをロストして、元のメニューに戻るはずです。

オフラインでやりたい

オフラインモードは可能ですが、進行状況や獲得した物資など、全て保存されません。探索や練習用のモードと割り切ってください。

オフラインモードではSCAVを登場させないこともできますし、タスクで必要な特殊なアイテムも出現してくれます。マップやタスクの下見で十分な効果を発揮してくれるでしょう。消費したものもすべて元通りになりますから、武器の試射にももってこいです。さらに、Escからゲームをやめても、アイテムを失うことはありません。

オフラインモードでプレイするには、マップや時間を選んだ後に出てくるこの画面で、Enable OFFILINE mode for this raidにチェックを入れる。Enable PvEにもチェックを入れるとSCAVが出現する。Scav warはチェックを入れるとNPC同士が敵対する。Enable Bossesはチェックを入れるとボスが確定で出現する。設定を終えたらREADYを行うと始まる

残り時間がとつぜん5分や10分になった

アップデートかメンテナンスがあるときになります。バグではありません。残り時間が変わったときに、右下に英語メッセージが表示されていることもあります。

時間切れになっても、持っているものが保存された状態で生還扱いになることが多いです。生還できないことも過去にあったので、残り時間が突然変わったら、帰還を目指した方がいいかもしれないです。

エモートがしたい

静止した状態で(?)Yキーを2回押すと一覧が出てきます。F1キーを押すと、とりあえず喋ります。

SCAVモードで、プレイヤーのSCAVに対して味方であることを示すにはF1を押すのが手っ取り早いです。よく分かっていない相手には撃たれることもありますが・・。


Yキーを2回押すと出てくる一覧。真ん中のジェスチャーを押すことで手ぶりを行う。COMMANDやENEMYのような項目に合わせると、セリフの一覧が出てくる。セリフを右クリックしてF1からF9までのキーをショートカットとして割り当てることができる。SCAVではセリフを選択できない

足の速度が急に変わった

デフォルトではマウスホイールで足の速度を切り替えることができます。

画像のHUDは、スプリント時や速度調整時に左下に表示されるものです。横の目盛りが自分の速度を表しています。ワンボタンで最小速度にするキーバインド(Walk)を設定しておくと、すぐに静かに動くことができて便利です。

しゃがみ + 最小速度 が最も音を立てづらい体勢になります。


ちなみに緑のゲージがスタミナで、走ったりジャンプしたりすることで消費される。完全になくなると、それらの動作ができなくなる。また、縦の目盛りは、腰の高さを示している。デフォルトでは C + マウスホイールで腰の高さを調整することができる

銃がとつぜん撃てなくなった

銃が故障しています。故障内容をチェックしたのち、直す必要があります。デフォルトでは、Lキーで故障を調べ、Shift + Tで故障を直します。

銃を直したい

帰還した状態で銃を右クリックして「修理」をクリックすると直してもらえます。

SCAVモードで支給された銃やNPC SCAVの持っていた銃は、耐久値の上限(画像の場合67)があるため、修理しても故障を起こしやすいです。耐久度93以上の銃は、オーバーヒート以外の故障を起こしません。

修理するごとに耐久値の上限は低下していきます。


インベントリの銃をダブルクリックすることで、銃の耐久値を確認できる。SCAVモードで支給された銃やNPC SCAVの持っていた銃は、耐久値が著しく低くなっている。

リロードしたらマガジンが消えた

タクティカルリグかポケットに交換するマガジンのサイズ分の空きスペースが必要です。マガジンはその場に落としているので下を探してみましょう(たまにバグで地面をすり抜けて消えてしまうこともあります)。

SKSの10発マガジンをリロードできない

アップデートで追加された10発マガジンは直接弾を給弾する方式になっているため、画像のように弾自体をリグかポケットに入れておいてください。新しく10発マガジンを購入する必要はありません。マガジンに詰めたものを交換するタイプは20発のものになります。


チューブ式マガジンのショットガンと同じように弾を直接給弾する

銃のフルオートとセミオートを切り替えたい

デフォルトではBキーです。ちなみにAlt + Bであまり音を立てずにモードを確認することができます。MP5のように、セミ(切り替え前)→ バースト(一度目の切り替え) → フルオート(二度目の切り替え)になるものもあるので注意。

身につけられない黒いシルエットの装備品(ヘルメット、アーマー、バックパックなど)がある

右クリックでExamineすると取れます。Examineはマウスホイールをクリックでもできます。

SCAVの死体があるが、プレイヤーだったのかNPCだったのか判別する方法はないか

現在、判別する方法はなくなりました。

フリーマーケットが使えない

プレイヤーのレベルが15になるまで使用することができません。SCAVとPMCは経験値が共通でないので、PMCのレベル上げを頑張りましょう。

WEAPON MODDINGやEDIT PRESETが使えない

HIDEOUT(ハイドアウト。隠れ家)のWorkbench(ワークベンチ)を開放する必要があります。

最後に

ガイドは以上になります。現在のTarkovのルールは、弱肉強食ではありますが、ゼロサムというわけではありません。お金が欲しければ、物を取って脱出すればいいのです。NPCだけを倒すか、もしくは一切交戦せずとも、お金は増やせます。コンテナもあるので、金策にとてつもなく困ることはありません。PMCで何度もやられて悔しい思いをすることもあるでしょうが、SCAVもあるのだしと、気楽に楽しんでもらいたいと思います。

参考になる動画

この記事では取り上げなかった便利なショートカットや小技を紹介してくれています。グレネードの投げ方については、一度手に持ってから投げることしかできなくなりました。


初心者が使う武器の紹介をしてくれています。


www.nicovideo.jp

僕の動画です。武器のプリセット機能を説明しています。プリセット機能を理解できれば、多少の試行錯誤で全ての武器のパーツを組むことが可能です。基本は変わっていないため今でも参考になります。


youtu.be

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隠しスタッシュ(Hidden stash)のありかについて解説した各動画です。

隠しスタッシュだけを漁っていく「隠しスタッシュ巡り」という金策もあります。しかし、かなり知れ渡った金策であり、同じことを考える人との接敵もあるため、何かのついでに見て行くぐらいがちょうどいいと思います。

安全な場所や危険な場所があるため、どこを漁るかは、プレイヤーの配置や残存の予測を頼りにする必要があります。