OBS FTLでH1Z1やRainbow Six SiegeやFor Honor等が配信できない場合の暫定的な解決法
OBS FTLはオフィシャルのOBSに統合され、署名されたgraphics-hook64.dllを最初から使用できるようになりました。現在、この問題は発生しません。この記事は、統合前のカスタムOBS(2017年7月30日あたり以前のもの)を対象とした古いものです
タイトルの通りです。Mixer(旧Beam)で配信しようとしても、OBS FTLがBattlEyeなどに弾かれ、配信できないことがあります。ゲームキャプチャでやっている時に起こるようですが、そのためにウィンドウモードにするのも面倒ですよね。その時の対処を見つけたので書きます
参考にしたのはここです。GithubのOBS FTLのissueページです。ここではPaladinsというMOBAタイトルについて話されていますが、弾かれる理由は同様で、graphics-hook64.dllに電子署名がされていないためというものです。詳しい理由は、僕は医者でもエンジニアでもないので分かりません
https://github.com/WatchBeam/obs-studio-ftl/issues/56
まず簡単な手順を書いておきますと
オリジナルのOBSをダウンロードする→graphics-hook64.dll(とgraphics-hook32.dll)を取り出す→OBS FTLに移植する
これだけです。分かる人は、もう取り掛かってますかね(^^;)
OBSのダウンロード
ここからオリジナルのOBSをダウンロードします。インストーラーでもzipでもおkです。zip版をダウンロードするなら、開いたページの右上Downloadを押してから、Download zipを押します。以後はzip版での説明をします
graphics-hook64.dll(とgraphics-hook32.dll)を取り出す
zipファイルを解凍すると、3つファイルが並ぶと思います
この後は\data\obs-plugins\win-captureと辿っていってください。その中にgraphics-hook32.dllとgraphics-hook64.dllがあるので、念のため両方コピーしておきます
OBS FTLに移植する
コピーしたgraphics-hook32.dllとgraphics-hook64.dllをOBS FTLに移植します。上書き保存でおkです。移植先は、僕の場合は、インストーラーでデフォルトの場所に入れたので
C:\Program Files (x86)\OBS Studio - FTL\data\obs-plugins\win-capture
になります。各々のインストール先に合わせ、読み替えてください。大体の人はここだと思います。終わったら、普通に配信できるようになっています
注意
OBS FTLを更新する度にgraphics-hook32.dllとgraphics-hook64.dllも更新されてしまいます。なので、その都度オリジナルのOBSからこれらを持ってくる必要があります。正式な解決法ではないので仕方ありません。開発はオリジナルのOBSに統合したいというのが本望なので、その日を待つしかないでしょう